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和尚さんのおはなし「第十三話」 法話総目次

   「七月六日は大般若転読 百座記念法要」(97.5/13掲載)
                         観音院住職 高田寛恵

 大般若転読法要が六月で九十九座、七月は百座になる。
 護摩(ごま)も三万三千座を超える。観音さまも、お不動さまも、
お大師さまも、萬倍さまも、日切地蔵さまも喜んでいて下さる。
 皆さまも、皆さまのご先祖さまも一緒になって喜んでいて下さる。

 御佛さまは拝まなくては、ただの木佛、金佛、木偶(でく)の坊
と同じ扱い。観音院の御佛(みほとけ)さまは、参詣された方々、
法要に出仕(しゅっし)して下さった方々の情念の巨大な塊(かた
まり)で、素晴らしい力がある。
 善意の情念の塊は時として、いや、しばしば偉大な力を発揮される。
礼拝をしていると、大きな善意に包まれて、守護されている実感が
涌いて来る。
 明日をも知れぬ生身ながら、不安が少なく、幸いが多いように、
しみじみと思える。

 このような大きな佛縁に恵まれたことは、何と言えば分かって
もらえるか筆舌に尽くしがたい。
 霊験とか加護などと軽々しく口走ってはならないが、そのような
不思議が毎日のようにある。
 お力の大きな御佛さまに仕えることは幸せである。私の肉体的な
力ではセメント袋を一俵を持ち上げるのが、やっとであるが、山を
も動かせるような気持ちになる。
 日常的に御佛さまに守られて生かされていることを実感する。
 ここまで来るには皆さまの大変なご協力があった。真面目な僧侶
方と台所を支えて下さったご奉仕の方々、熱心に参詣くださっれた
方々、何方さまにも心から感謝のお礼を申しあげたい。
 同時にご一緒に喜びたい。これは慶事である。山門の鳳凰さまも
吉祥(善い知らせがある)と言っておられるようだ。私は嬉しくて
仕方がない。合掌。   

  継続は力なり
 物事を思いつくことは易しいが維持し継続することは困難だ。
その困難なことが出来た。これは、観音院に関係する多くの人々に
とって大変な自信になる。御佛さまと皆さまに感謝し、さらに努力
して善事を広めて世の中を明るくして行きたい。


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第一話〜第七話までのお話集の目次
 @「宗教法人は社会正義の実現に努力することが大切」
 A「会って、見て、交際して、自分で評価する。」(9/7)
 B「急がれる日本のモラルの復興に努力を注ぎたい」(9/22)
 C「当選者がどう合従連衡するのか見ておきましょう」(10/6)
 D「当選者がどう合従連衡するか公約はどうなるか」(10/17)
 E「行革や規制撤廃は公約通りに進められない!」(10/20)
 F「我が身に起きたこととして誠実に拝みます」(11/10)

 G「恥も失敗も迷惑も捨てて、生活に張りをもちたい」(96.12/9)
 H「人間関係を適切にすれば、運命は転換出来る」(97.1/18)
 10「円安が進むと怖い、無策の大蔵省と日銀」(97.2/8)
 11「一年が一日のように過ぎて行く毎日です」(97.3/9)
 12「親の恩を復活させてくれたパソコン」(97.4/8)

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