Web版 月刊 観自在 [月刊「観自在」総目次]
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佛具・お供物のお話
平成14年・2002年9月号 [佛具・お供物のお話
平成14年8月号] [佛具・お供物のお話 平成14年10月号]
−いたわり 慈しみ 思いやり 相手の立場で考える−
−仏画の奉納の勧め− ■写仏(しゃぶつ)■ 仏画(ぶつが)を写(うつ)し描(えが)くことを、写仏 といいます。み仏さまを描くことは、それ自体が功徳(くど く)あることです。また、仏画を奉納されるとみ仏さまとの 善き縁が深まります。 一枚描いて、一度で上手に出来たらそれで良いのですが、 何枚も練習して描かれた時は、一番良く出来たものをお寺に 奉納します。 これは、写経(しゃきょう)も同じですが、練習に書かれ たものは奉納に該当しません。ご自分で処分するのが気にか かる方は、お焚き上げをお願いされて下さい。 ■み仏さまの描き方■ 写仏は難しくて、とても無理、なんて思わないで下さい。 難しく考える必要はありません。お絵描き、ぬり絵の対象が、 み仏さまになっただけのことです。 紙の厚さは自由ですが、今回はサイズは「A4縦」に限り ます。 輪郭(りんかく)は、ご自分で書かれても良いし、薄い紙 を用いて下図の上に乗せ、上からなぞっても構いません。こ の時に黒ではなく「薄い黄色」を使われると後で色が良くの ります。 輪郭が出来たら後は色を塗るだけです。色はご自分の思う 様に、また、背景にも忘れずに色をつけて下さい。絵の具は 日本画用に限らず身近に有る物で結構です。心を込め、丁寧 に色を塗って下さい。 如何ですか、簡単でしょう。ですから、始めから苦手と決 めつけず一度挑戦してみて下さい。もちろん、子供さんにも 出来ます。まだ輪郭が上手く書けない小さな子供さんは、大 人の方が手伝って上げて構いません。色を塗るだけなら、幼 い子供たちにも出来ると思います。親子合作も大歓迎です。 写仏を始める前には、手を洗い合掌礼拝(がっしょうらい はい)してから描き始めます。筆を置く時も合掌礼拝します。 ■奉納(ほうのう)について■ 仏画の郵送による奉納は、受け付けておりません。観音院 にお参りして頂き、奉納して頂きます。定例法要は、午前十 時、昼十二時、午後二時の三回で年中無休です。ご参拝の折 りには、是非、ご法要にお会い下さい。 パソコンでのグラフィック仏画も奉納して頂けます。但し、 パソコンのメールでの画像添付は、こちらでは出力致しませ ん。A4にプリントしてご持参下さい。 仏画は折り曲げずにお持ち下さい。また作品の返却は出来 ません。 仏画の表(おもて)に氏名やサインが入れてあると、礼拝 (らいはい)の対象になりませんので、ご注意下さい。別の 紙に氏名(ふりかな)、年齢(生年月日)、学年または職業、 郵便番号、住所、電話番号、メールアドレスを記入され、仏 画の裏側に貼って下さい。 余談ですが、お手紙やFAXなどで、住所も名前も無い相 談や祈願、供養をお受けすることが少なくなく困っています。 ご自分の住所、氏名は忘れずにお書き下さい。 ご奉納頂きました仏画は、観音院にお祀(まつ)りして、 丁重にご供養させて頂きます。 皆さまからの沢山のご応募をお待ちしております。 ■観音院のホームページ http://www.kannon-in.or.jp/image/butuga.htm には 二十五枚の下図がありますので、ご利用下さい。 ■下図の大きいもの(A4)を欲しい方は、葉書かFAXで 「下図の欲しい仏さまの名前」を書いて送付下さい。 ●下図は複数ご希望されてもかまいません。ご自分の郵便番 号・住所・氏名・電話番号を忘れずにご記入の上、お申し 込み下さい
■ご祈願やご供養の申込み、「まことの道」、「観自在」の購読は 郵送、FAX、電子メールでもお願い出来ます。
あて先 お葉書:〒733−0032 広島県広島市西区東観音町10−2 観 音 院 FAX:082−232−8260 メール:info@kannon-in.or.jp
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