目次 Kanjizai Index

運勢と処世概観 1999年7月----  鈴之僧正 「災害に備えること、災難は忘れたころに」 ■六月三日、日本列島は入梅し、七月初旬か中旬まで天候不順が 続く。雲仙岳爆発土砂災害から八年、阪神大震災から四年、災害 は規模の差こそあれ毎年のようにどこかで起きている。  日本列島は火山帯の上にあり、多くの断層があり、地盤は崩れや すく、災害が起きやすい土地だ。  私は常時、枕元に懐中電灯、ラジオ、丈夫な軍手、バールやヘル メットを置く習慣がついた。 ▼今月は満六十六歳になる。大きな不調も無いし、判断力は鈍って いないと思っているが、車の運転は出来るだけしないことにした。  ハンドル操作やブレーキを踏む瞬発的な反応能力に自信が無い。 ▼ところで、運動量が減った。なるべく運動するようにしているが、 体重を抑制し、血液検査の結果を正常に保つのは容易ではない。 ■災難は忘れたころにやって来ると言われる。災難の最たるものは 死や怪我である。同年輩の人が次々と亡くなられる。勿論、私も何 時かは死ぬのだが実感は無い。 ▼出来ることであれば、皆さまが健康で、災難に遭われぬように、 み佛さま祈ることが多い。 ■七月四日は七夕祭りを行う。災難が起きぬよう、幸いがあるよう 祈る行事だ。皆さんお揃いで参詣なされてください。 ※このところ右膝に軽い疼痛があるので、散歩はやめた。体重は 一ヵ月に四キロ減量。血液検査や尿検査、心電図検査などは一年 に五回くらい受けている。老化は避けられず、加齢による障害も 少しはある。出来るだけ健康で長生きして皆さんのお役に立ちた と願っている。
Kanjizai index99069908


Kannon-in English version

e-mail:kanjizai-sy@kannon-in.or.jp