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運勢と処世概観 1999年6月---- 鈴之僧正
「駄目なものは駄目、見極めたら手を引くこと」
■世の中が変わると不必要な仕事も出て来る。技術の進歩は文字通
り日進月歩、去年にはスーパーコンピュータと称された性能がパソ
コンで動いて家庭に鎮座している技術革新の驚き。
で、先般テレホン法話サービスの録音する部分が壊れて機械を入
れ換えることになって驚いた。録音時間の制限が四分間だったのが
十七時間になっている。
▼簡単に説明すれば固定ディスクの容量が二百五十六倍になって、
容積は二十分の一になっていた。
■ものを大切にする習慣でこの機械を大切に修理しながら使ってい
たが、駄目なものは駄目と言う見極めを早く付け難く、結果として
皆さんにご迷惑をお掛けした。
▼寺の中にサーバを立てた。suzu.netと言う。容量は10ギガ、50メ
ガで仕事をしていた昔のことを思い出すと感無量である。
■六月は夏を無事に乗り越えることが出来るよう祈願している。夏
越し法要と言う。この月は株主総会をする会社も多い。株主は会社
に意見を言ったり、質問出来る良い機会だが、意見や質問を潰すた
めにお金を出したり、便宜を与えたりすると手が後ろに回る。
▼梅雨前に屋根の手入れをする。水難は人災の場合が多い、泳ぎに
自信がある人も自戒が必要。
魔が差す
六月の雨が降りそうな夕方、思わず かっとなって暴力を振るっ
たり、暴言を吐くことがある。太陽のせいにしたいが加害者にも
被害者にもなりたくないもの。冷静に、冷静になるよう努力する
ことが大切。
夏越し祈願は六月一日から執行、白ダルマさんを授与します。
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