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今月の運勢と処世概観 2002年9月号   [概観8月号] [10月]
   −いたわり 慈しみ 思いやり 相手の立場で考える

九月の運勢と処世概観 (2002.9)

                 観音院 鈴之僧正

自殺が交通事故死者を上回る
       ご事情はさておいて死なぬように
 
不況が続きますが、金銭的なことで、死を選ばないでください。
リストラや倒産などに因る経済的なことを原因として、元気な人が
突然に、死を選択されると、残された人たちの負担は大変なものに
なります。
たとえ保険金が出ようと、そのお金で残された人たちの生活がな
り立つものではありません。
火災保険も簡単にもらえるものではありません。保険金を当てに
していても消防署の出火原因の調査は小さなスコップで綿密な調査
がされるくらいのもので、放火は容易に判明するものです。

どんなに辛くても自殺で片付くことは先ずありませんし、家族の
一人を失うことは絶対にいけません。家族のみならず友人や知己の
精神にも大変な迷惑です。

不況は日本だけではありません、アメリカも大企業が破綻したり
して、株価が下がって大変です。
欧州諸国も大変、世界的規模の不況とでもいえましょうか。

景気が底を打っても、際立って資源に恵まれない日本は、知恵で
立国する以外に方法はありません。
少子高齢化も危険な方向です。医療も年金も原資が底を尽きます。
皆さん頑張って二人以上の子供を産むようにしてください。

全ての仕事は、知恵無くしては、退場は避けられません。将来も
外国に負けることが無いように、知恵と開発力が必用不可欠になり
ます。
皆さんどうぞ頭を働かして新しい技術を開発し、他国に負けない
ような付加価値を付けて貴重な存在になってください。


自殺は罪悪です。殺生なことです。
 生きていれば幸運に恵まれることもあります。
どのような困難でも生きていれば乗り越えることが可能です。
 家族に対する思いやりを持ちましょう。相手の立場で考えられる
ような余裕を持つようになりましょう。
 仕事に精励し、高い教養を持つように努力しましょう。


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