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元気を出す・御佛様の慈悲を頂くということ----1999年2月  人間は随分と自分の心に左右されるようです。気が滅入ると人相 まで暗くなってきます。元気な人の顔つきは病人のようには見えま せん。気持ちの持ち方しだいで、明るく見えたり、人に好かれる理 由になったり、仕事が入って来たりするようです。  元気とは、万物生成の根本となる精気のことで、活動の源となる 気力のことです。健康であることを「元気」ともいいます。  観音院の法要は別名「元気法要」とも言われますが、法要に参列さ れた人を元気にする目的が大切にされているからです。  元気は、供養の法要にも大切なものです。三途の川を渡にしても 元気でなくては難しい、あの世で大切なくらいですから、この世で は当然大切なのが元気、辛い時も病める時も、商売が上手く行かな い場合も元気が大切になります。  元気が無いと、辛い人は病人になるし、病人は絶望します、商売 は倒産しかねません。  ですから、元気はとても大切なのです。厄除(やくよけ)は元気 の免状みたいなものです。  観音院のお大師さまは厄除大師とも言います。厄というのは、人 の生涯の一寸した疲れ、気のゆるみ、車でいえば定期点検みたいな ものです。  厄除けして効果があるか…、男性数え年四十二歳・女性三十三歳 が厄年の代表的なものだけど--、まわりを見回してみなさい、危険 がいっぱいだから。  厄年に注意するのは暮らしの智恵です。で、厄除けをしたら厄除 大師が守って下さるかどうか。  御佛様のご加護やお慈悲は体感しないと信じれないし、お慈悲を 頂くと、世の中には不思議もあると思われるだろう。 厄除大師(やくよけだいし)  観音院の厄除大師は良く効く有り難い御佛様として知られている。 何で有り難いか、僧侶が拝みに拝んで、拝み込んでいるからだ。  昔から一日三回、それは丁寧に拝んでいる。御佛様のお力は奉仕 する僧侶と信徒の気持ちが集まって、それが返って来る力だ。
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