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今月の運勢と処世概観 平成13年・2001年9月号   [処世概観 8月号][10月]
   −いたわり 慈しみ 思いやり 相手の立場で考える

今月の運勢と処世概観 (2001.9)

いよいよ始まる構造改革

                            観音院 鈴之僧正

■参議院選挙の小泉さん人気は、大型台風みたいでした。与党安定
多数は吉凶交錯といったところ。
それにしても「靖国神社参拝問題」は首相の大チョンボ。アジア近
隣諸国の国民感情を考えて行動しなくてはなりません。教科書問題
も同様です。中国や韓国が怒るのは当然のことです。
一国のことだけ考えていては駄目。アメリカ大統領だって中国に随
分と気を使っています。京都議定書からのアメリカの離脱は大国の
エゴ。何よりも心配なのは日本の孤立化。

▼構造改革は一人一人にとっても大切なこと。優れた技術を持つよ
うに自己革新に努めることが生き残りの条件になります。
社会のシステムは、実は不断に改革が進められていて、何時の時代
でも努力しないと、社会への適応を欠き、痛みを感ずるのは当然の
ことです。

■世の中がどのように変わろうと誠実勤勉で継続ができ、良く考え
る人に心配はありません。怠惰や甘えは不幸を呼びます。健康管理
は極めて大切な幸せな要素です。

▼同時に弱者に対して深い思いやりを持つのは大切な心がけです。
■高齢者や障害者に心配無く過ごせるような国であって欲しいもの
です。今夏は異常気象です。台風シーズンですね、崖崩れなどに早
めに対処しておきましょう。

夏休みも終わりました。学生さんは嫌なことがあっても登校拒否や
引きこもりをしないよう、本人が努力し家族も協力したいものです。

▼デフレ傾向はまだまだ続きそうです。アジア諸国の中で日本の生
活費は突出しています。現在の高い所得水準を維持するには、高い
付加価値を生み出せるシステムを造らねばなりません。


■不景気でデフレとは困難な経済状態です。生き残りのためには
 革新的な技術 やシステムの改造が不可欠の条件になります。
 勤勉と創意工夫が生き残りの 鍵になりますが弱肉強食の社会
 にしてはなりません。弱者に深い配慮ををするのが大きな課題
 です。倒産や失業に負けないで頑張って生きてください。


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