僧侶養成講座のご案内  受講者受付中です。

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■ 僧侶養成講座の掲示板 ■

■ 僧侶養成講座 よくある質問 ■

■ 僧侶養成講座 Q&A ■

お坊さん修行、広島道場、遠方の方は集中講座で。

 *広島観音院では、毎週土曜日、午前十時から「経典勉強会」を開講中。

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■お坊さんになりたい・・・
 お坊さんにもいろいろありまして、寺に生まれて住職を目指して  
僧侶になる人。一般の家庭に生まれ僧侶を志す人。老後の仕事とし  
てお坊さんになって「世のため人のために尽くそうか」と言う人。  
仏教に心ひかれて本格的に学びたいと思っている人。仏教によって          
修養をし向上を願う人・・・。                          
 お坊さんになれば、多少は恰好良いし、就職難のおりから、一般  
よりは高い収入で生活が安定するとお考えの方は、対象外です。

◆「お坊さん」は職業というより、「覚り」を目指して精神修行を  
するグループ(僧伽)の一員になると考えてください。                                       
*僧伽は梵語のサンガといい「僧侶」の原語からきている用語です。
        
■このたびの応募の条件は、20歳以上、出来れば社会経験の十分
にある人、または定年後の人で、年齢は一応70歳くらいまでとし
ておきます。
 実際の年齢よりは、熱意や意欲、見かけの方が大切です。 
                            
 修行しつつ、皆さんがもっておられる技術能力を社会に提供する  
奉仕活動も出来ます、例えば日本語以外の言語が使える人はこれか          
らは特に望ましいと思われます。観音院のホームページのアクセス          
は1日平均約2万、そのうち18%は外国からで、その熱心な要望          
に応えるため現在も担当僧侶はメールの返事を書くのに苦労してい          
ます。                                     
 お申し込みは随時、受付けています。ご遠慮なくお問い合わせく  
ださい。おひとりからでも僧侶養成講座は開きます。
                                
観音院については下記のHPをご覧ください。                                   
◆観音院のホームページ◆

E-mail:master@kannon-in.or.jp                                   
                                        
■僧侶も尼僧も、どちらでも受け入れます。                                    
但し、現在、子供さんの養育などが負担になっておられる方は、
なにかと無理が生じますのでご再考ください。

◆僧侶(以下、尼僧も含めて統一して記述)は、現世を何とか
良い方向に導きたいと願う使命感と熱意、誓いが大切で、
自己の生活をどのようにしてやって行くか、家のローンをどう
して払おうか、と考えておられる状態では、折角ですが、  
僧侶になられても、他人の救済どころではありません。
◆また、他人のお世話を十分にするには、健康も大切な条件です。          

修行について

■一応の修行はして頂きますが、観音院では苦行といわれるもの
は全て除いてあります。    
例えば、正座が出来るにこしたことはありませんが、全く期待して  
おりません。あぐらの形ができれば大丈夫です。
観音院の法要は椅子式がほとんどですし、会場や民家の座敷などで、
葬儀や法事をする時は、半跏趺坐(はんかふざ)といって結跏趺坐
(けっかふざ)の略式で、大丈夫です。
 半跏趺坐は片足を他の足の股(もも)の上に組んで座ることです          
が、法衣の上からは「あぐら」であっても見分けは付きません。
   
◆苦行は、したい方が各自が工夫されて、滝に打たれるなり、峻険  
な山に登られるなり、読誦を繰り返されたり、自分の好きなように
なされれば良いことで、お勧めは出来ません。                         
◆むしろ、大切なのは心掛けです。情の問題です。心掛けの問題。          
 慈悲心にまで高められ継続されれば、言うことはありません。
                                        
 ■お問い合わせは■                                      
 「僧侶養成講座」の広島道場は
  広島市 西区 東観音町 10-2 観音院 〒733-0032
   電話082-295-2935                                       
    E-mail:master@kannon-in.or.jp					
					
 
「お坊さん」と言いますと
                                
■「お坊さん」と言いますと大層に聞こえますが、仏教徒は死ねば  
全部「没後作僧(ぼつごさそう)」といってお坊さんにされるので          
すが、皆さんご存知ない。                                    
◆どうせのことなら、生きている内にお坊さんになろうかと考える  
方が、本来あるべき姿というか、極楽往生間違い無しでしょう。
        
◆授業料は、得度支具料など実費だけで、毎月の費用は無料です。
 「法衣」や法具等は各自、実費でそろえていただいております。
 お坊さんが出来上がるまでは、個人差があって、短い人で半年、  
自信の無い人でも一年あれば大丈夫です。                                     
 修行には本来、際限がありません、人生を通じて、ご自分で
納得されるまで修行はなさってください。
ご自身に「不安や心配が無く、迷いが無くなって、真実を覚る」
までには、一生かけるとも叶わぬ人もあり、その過程があり、
短期間で「覚りの境地」に達する方もおられたり--、 
永い付き合いになります。                                    
◆なにかと指導的な考え方を持たれるようになれば、今度は世間の
救済とか後輩の指導という立場が待っています。
                                        
■で、僧侶には検定試験はありません。途中で投げ出さない限り、          
100%観音院の僧籍が取得出来ます。これは覚りとは無関係です。 

◆観音院の僧侶に、剃髪(ていはつ)の義務はありせんが、清潔な
髪型で、ヒゲは毎日剃られるのが好ましいことです。                                
 当寺の法主や住職は毎日剃っておられるけれどもお洒落でなされ  
ていることです。
                                        
 僧侶の日常は、墨染めの衣「法衣(ほうえ)」を着なくてはなら          
ないか----、着たい人は、白衣(はくえ)に白足袋、黒の改良服と
いう簡便なものがありますから、好きなようにしてくだされば良い。         
 僧形(そうぎょう)で街を歩いていて知り合いに会うと、多少の
尊敬の念で接してもらうことが出来ます。
まずは馬子にも衣装と言う言葉がありますが、その通りです。
                                                
■大体養成したい人数は年間約五十人、主に住所地の葬儀や法事を
執行して頂く仕事があります。                                  
 それ以外にも、僧侶に社員教育の講話を依頼されたりすることが  
よくあります。これは、社会人として経験の長い皆さんの方が人気  
が出る可能性が高いと推定しています。
                                        
 その他、広島の観音院のように「経典教室」、「写経教室」と  
か、「寺子屋」、各種文化教室など、皆さんの得意をもって幾ら
でも世間に奉仕することがあります。もちろん「パソコン教室」
もあります。広島では出版社ももっています。                                     
 近い将来には高齢者介護の仕事も必要になると検討しています。  
葬儀や法事は、どなたも生前の交際の結果として避けて通ること   
はできません。観音院に僧籍をもっておられる人の葬儀は、同行
の友人葬として盛大に厳かに、僧侶なかまが心を込めて執行され
るのが常のことです。
                                        
■ところで葬儀を執行するには僧侶の衣として金襴の袈裟(けさ)  
やら、何やら結構費用が掛かりまして、観音院は経理を公開してい  
る寺ですから、これから設置する各地の事務所なども、当然ながら
経理を公開します。                                       
 今までに経理を担当していた方が居られたら、経理担当のお坊さ  
んになってもらいたいのです。                                  
 いろいろと外部と折衝する必要もありますから、そのような担当
の人材もおられるでしょう。
                                
 ■お坊さんになって三年か四年はお礼奉公になります。それで運営が
軌道にのって、道場の整備、仏具、法具を整え、金襴などの法衣や、
その他必要なものがあれば、皆さんで審議し整えられる、給与というか、
手当てというか、それは皆さんで相談して決められれば良いと思います。                                       
 観音院の運営は、住職が関与しません。信者さんの代表の評議員が 
役員会で審議して適正に運営されるようになっています。      

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葬儀について

■人は生まれきていずれは亡くなられる、先に送り、自分も往く。
自分の葬儀代を心配せずに人生を充実して過ごし、遺族となっても
不安なく、信頼して葬儀を依頼できることが望ましいものです。
都会の葬儀の布施は高くて困っておられます。これを安くしない
と、供養の心もすたり、世のためとは考えられないと思いますが、
如何でしょうか。
◆もし千件の葬儀を執行すれば一件の葬儀20万円として年間2億
円ですから、皆さんが必要とされれば、その内に礼拝所も建つかも
知れないし、大変なことになるかもしれません。
◆礼拝所は建設しなくても良いし、単なる「お坊さんの集団」でも
非常に意味あることと思います。
 ですが、社会経験の豊富な方々が皆で相談されれば、何かと素晴
らしいアイデアが浮かぶと期待します。

■僧侶には定年がありません。足元がふらふらになっても出来ると
いう仕事は今時では珍しいですね。法主さんは74歳ですが、僧侶
は有り難いことに、年と共に大切にされる傾向があると言われます。

■お金の無い人には、依頼の願いだけで、たとえ読経料千円で葬儀
をして上げるような気持ちも是非とも持ってもらいたいものですが、
難しいでしょうか。
◆当寺の法主さんは、若い夫婦で幼子を抱えているような場合で、
交通事故で主人が亡くなられた場合などは、お布施は帳場に「これ
から育児にお金が掛かりますから」とそっと置いて帰られたもので
す。このような優しいお坊さんの集団になってほしいものです。

■お坊さんになる人で、土地を持っておられる人がおられたら、そ
こへ葬祭場などを建てることも考えられます。
 土地を提供した方は、そこの住職さんということになります。
葬祭場というより、「寺」ですね。
◆観音院は葬祭より生きている人の生活指導に重点をおいていて、
「悩み事・困り事相談」で役立ち、俗に「駆け込み寺の観音院」と
して通っています。葬儀は生前の交際の最後の最後の事です。

◆僧侶の資格を持てば、何処かの寺の住職になれるというご期待が
あったとしたら、無理な相談です。ふつう一ヶ寺の住職になるには
多額の扇子料(前住職の退職金のようなもの)が必要です。加えて、
仏縁と衆望がなくては勤まりません。
 但し、観音院は世襲性ではありませんので、各自の仏縁と衆望、
努力次第で観音院の次や次の住職になれる可能性はあります。

■土地はともかくとして、僧侶になられるには多少の資産は必要に
なります。修行中は収入がありません。僧侶になれても、世間に受
け入れられるまでは収入はありません。まぁ儲かるような性質は全
くありません。老後の高尚な趣味と考えてもらっても困ります。

◆どこまで突き詰めても結論は「世のため人のため」です。
◆僧侶が金銭に困ると、世間に無理を言うことになります。
 観音院の僧侶は誰一人として借金はありません。月賦で物を買う
者も一人もおりません。カードは社会の仕組みで持たざるを得ませ
んが、現金の代わりです。


僧侶の資質として

■お坊さんになる人として好ましい性格は、社会人としても立派に
仕事をなされた人です。
「僧侶の世界に逃避しようとするご希望の人」は絶対に向きません。
 山寺の住職にでもなって、心静かに読経して、世間の喧騒から逃
れて、安らかに往生したいと願われるのは、誤解の最たるものです。

◆世間の喧騒から逃げ出さず、どのようにすれば良い世の中が創れ
るか、考えて、実行出来るような創造的人材が必要とされます。

■現在の多くのお寺さんは社会常識の外にあります。市場原理とい
うことも、寺院が果たすべ役割も暗中模索でおられる場合が多いよ
うで、この仏教界に世間の皆さんの新しい血を入れて、寺は如何に
あるべきか考えてくださる組織を作りたいと願っています。大変に
困難なことを考えています。



大切な運営の公開と財務の公開制度
      内緒事は諸悪の根源で腐敗の原因です

■経理と運営は完全公開でないと、どこかで情報開示出来ない部分
が生じてきます。説明義務が理解できない集団は、守秘義務の範囲
も理解出来ません。
◆宗教団体には個人秘に属する部分(懺悔や悩み事など僧侶として
職務上知り得たことなど)があって、国会でも裁判でも証言が拒否
出来る強い「守秘義務」があります。

◆運営の公開は、帳票から損益計算書、貸借対照表はもちろんのこ
と、上場企業や金融機関以上の完璧な、まるで経理の神様が記帳し
たようなものを拵えます。
◆日常の几帳面さが大切で、それほど大したことではありません。
現在の常勤監事でもやっていることです。

■観音院で伝票無しで使えるものはパソコンや自転車だけ、車両を
動かせば、日時・目的地・同乗者氏名・燃料を注げばその伝票、お
布施を頂くとその金額など、一覧性が極めて高く整理しています。
 以前は電話も通話先が全て記録されていましたが、書類が膨大に
なり、これは廃止されました。

■加えて、観音院には監査役に相当する「監事」が三名いまして、
これが大きな権限を持っていて、独立して役員会を招集し、その
役員会では議長となって「役員の適正でない業務の執行があれば、
これを糺す」制度があります。
◆更に加えて、観音院には役職員の業務適正執行を保証する供託金
が二千万円も積んであります。
 万一源泉税などの脱漏や、監事から経費の否認を受けると、自動
的にその金額の倍額が寺に自動的に支払われます。公私混同などが
あっても懲戒処分は行いません。
 この供託金は、法主が住職を引退する際に私有財産を処分された
一部を供託したもので、これは今後も少しずつ積み上げて行きたい
と考えています。

■観音院の常勤監事三名の権限は、法主さんに関しては極めて厳し
く、睡眠・排出・入浴以外は、一人に放置してはならない、万一、
法主に間違いがあると100%監事の責任になる内規があります。
 これは一見如何にも厳しい規定のようですが、物品の購入から、
何から何まで監事任せ、法主さんと住職さんには心爽やかに法務
(法要、法話などの教化=きょうけ)に専念していただくための
内規です。

■「戒律」とか内規は、より楽にするため、不愉快や不祥事から
僧侶を守るため、まきこまないため、悪いことが起きないように
するため、良いことが向こうからやって来るように出来ているも
のです。幸せの器として内規や戒律がある、その器が壊れると、
幸せも失われると考えています。


立腹するのは判断力が足りない
      仏縁が有るか、無いか、で考えるだけ
                                
■お坊さんが、腹を立てては不可ません。
 世間に矛盾があるなら、改善に向けて努力することです。
もし、自分に対して理不尽になされることが起きたら「仏縁」が
自分に無いか、相手に無いかのどちらかです。立腹することなど、
ありえません。

■自分のことは出来うる限り自分でする習慣が、お坊さんには必要
になります。
 例えば信徒約十万人の頂点に立っているはずの観音院の法主さん、
望めば何でも他人さまがしてくださる。法主さんが言われるのには、
これは、一僧侶としては、不謹慎、傲慢、横柄、堕落した考え方や
行動になりやすい危険な環境、だと思っておられます。
 どのような立場になろうとも、慎みとか謙虚さ、出来れば「無欲」
になれると良い、とも言われます。

 日常的なことがら、便所掃除から洗濯、身の回りの整理など、
どんな作業でも、法主さんは、喜んで感謝してしておられます。

 例えば、僧侶は食事後に洗い物を流しや調理場に放置するような
ことはしません。世間では奥さんがしてくださるようですが、法主
さんは完璧な男女平等の考え方を持っておられます。
 女性蔑視観や民族差別観、特権意識を持っている人は無くすよう
努力してください。

 お坊さんは、本来は、蔑視観や差別観は持たないように努力する
までもなく、そのような努力をすることが無く、自然に平等に人を
愛せることが望ましいと、法主さんは考えておられます。


お坊さんの最大の目的は何か
       迷いが無く、真実を知ること
                
■迷いが解けて真理を会得することを「悟った」とも「覚る」とも
いいます。
 そのような人は「覚者」です。覚者は( 梵語buddha・仏陀の訳) 
ともいいます。仏陀は、自ら覚り他を覚らせ、覚りも行も完全な者
を覚者と言います。

◆観音院では、生前に仏縁に従い得度して戒を受け、戒を破らない
ように「努力目標」として生きて行くことを勧めています。
 得度を受けると、「僧名」か院号付きの立派な「戒名」が無料で
もらえます。
(仏教徒の本来は、十善戒の内容が理解出来るようになってから、
仏教に入門する意味で団体規約の戒律を守ることを約束し、正式な
仏教徒としての聖なる名を付けます。その名を僧名といいます。)

 ところが、以前は立派な戒名(生前戒名)を望む人もおられまし
たが、今年三月の得度者は三十名の全員が僧名を希望され、驚くと
ともに、嬉しく思われました。
◆二文字の僧名、この世もあの世も共通して使えますが、仏教徒と
してふさわしい名前に僧侶らしさがにじみ出ています。
 素朴で質素や十善戒を守る意思を示した僧名を、日常使用される
ことは、とても望ましいことです。

■観音院は「良く拝むこと」で知られていますが、これを単なる
キャッチフレーズだと思っている人が少なくありません。
 僧侶が拝むことは当然のこととしても、信徒さんが一緒に読経さ
れるのが「良く拝むことの実態」なんですが、大勢の人と一緒に
読経するのも、一人で読経するのもぞれぞれ良いものです。

■諸行は無常で、得度し、修行して僧侶となった人も亡くなられま
す。通夜も告別式も友人僧が約50名、観音院始まって以来の盛大
にして厳粛な葬儀になったことがあります。で、全部の費用は35
万円--、生花一対、霊柩車、お棺などの費用でした。
「情」で通夜に参加し、友を告別式で送る、ここには戒名料の問題
も、布施のことも、ことさら話題になるようなことはありません。
 葬儀とはかくあるべきという見本のような尊いものでした。

◆観音院の運営はしばしば話題になります。
 僧侶のボランティアが約180名、作務(さむ)に関わるボラン
ティアが約150名。費用は低廉で済みます。昔の村のような機能
が現在も生きているのです。


僧侶養成講座を開く理由
      当初は、受講者自らの迷いを無くす
                                
 観音院の信徒さんは各地に沢山おられまして、葬儀代が高く付い
た、法事ができない、などと悲鳴が聞こえてきます。
 ならば、信徒さんを含め、多くの人々の為に比較的低廉な費用で
葬儀をして差し上げること。
◆二番目が最も大切なことですが、受講を申し込まれた20人でも
30人でも「迷いの無い」日常を過ごしていただくことと、慈悲や
「真実」というものを知ってもらうことです。

■観音院の僧侶は、寺院負担金とか宗費のような負担、寄附金等の
依頼はありません。
 勉強は一応、午前九時から昼まで、午後一時から四時までの一日
六時間、土曜日曜は休みです。ご希望によっては午前午後を選択さ
れることも可能です。教材などは全て観音院で負担します。

◆より良い僧侶の団体が出来て、世のため人のために尽くして頂き
たいのです。観音院には宿泊施設もあり泊り込みで(無料)で勉強
されることが可能になっています。予約が必要です。

※公益法人や宗教法人の闇の部分は、運営の不透明さ、説明不十分
から発生します。「情報開示」の習慣を持たないと、何を開示し、
どこに守秘義務があるか、そのような重大なことの線引きが出来な
くなります。プライバシィを守ることと説明義務は、日常の訓練が
重要です。高度情報化時代の大切な心掛けです。

※僧侶をサービス業とか自由業として分類することも可能ですが、
失礼な話です。僧侶は職業であるとしたら聖職だと思います。
 地位とか名誉とか財産の所有などから離れた精神生活を送ってい
るべきだと思います。
 相手の立場で考える優しい人柄を目指して、自己の完成に向けて
修行を続けている人たちです。
                                
※腹を立てるとか激昂するなんて、僧侶はしては不可ません。あれ
これ迷ったり悩んだりするのも僧侶とは言い難いと思います。何か
があった時は改善すれば良いことです。迷いや悩みから遠ざかるこ
とが望ましいと思います。
 自分の心を高めながら世間の人の幸せを考えて生きて行きたいと
願っています。
                                
                                
観音院の法主さんについて
 観音院の法主さん
法主さんの日常について
 法主さんの日常
観音院について
 観音院のホームページ


■実際の観音院の僧侶の実態は・・・
(現在、参拝し修行中の皆さんにお聞きしました)
                                
A: 親睦会の色彩が非常に濃いようです。月に一度集まって食事会
をしたり、大般若転読法要に出仕(しゅっし)して食事をしたり、
年中、お寺に漬かりぱなしのように日常法要を手伝ったり、時には
葬儀を依頼されたりします。
 皆さんと共にみ仏さまのおそばで清々しく、和気藹々と楽しんで
いるという感じです。
                                
B: 一年に一度くらいは高野山や京都などの団体参拝に連れて行って
もらうこともあります。寺に往復する交通費は自分持ちですが、そ
の他の費用は必要ありません。寺の職員さんは自分の子供のように
思っています。
                                
C: 法主さんの話は楽しみです。難しい仏教の話を分かり易い現代語
で話してくださる、職員さんの親切度は日本一だと思います。
                                
D: 諸行は無常で、友人が亡くなることもありますが、大勢の僧侶で
葬儀を執行します。お布施はもらいません。友人葬で盛大に行います。
                                
B: 皆さんにお伝えしたいことですが、ワープロやパソコンなんかが
使えないと最近ではお坊さんも勤まらないようで、観音院では以前
からワープロやパソコンの「寺子屋」を開いておられるくらいだから、
使い方は教えてもらえます。


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 このホームページは観音院僧侶会のボランティアが
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