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   「 俳 句 と 短 歌 」 

                       なつ子



    一雨が欲しい紫陽花小さく咲き



    孫台風障子の穴の置土産



    夏菊を涼しく行けて盛夏越ゆ

    夏菊を涼しく生きて住まん吾




  歌づくり初心なれども心ひかれ
             友の手ほどき七十路をゆく


  客あらぬ一人ですごす盆の灯に
              祖先偲びて今の幸せ
 

  ねじれ花命あるまで咲きつぎて
             明日をも知れぬ吾いとおしむ


  過ぎし日を想いめぐりて夜半に起き
               心なごめる鈴虫の声




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