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Web版 月刊 観自在  いたわり 慈しみ 思いやり 相手の立場で考える
運勢と処世概観      観音院 法主 鈴之僧正  
平成12年・2000年12月号

明るい気持ちで新年を迎える準備が大切
      
■悪い、良くないと言い続けると愚痴になる。愚痴は愚痴を呼び、

不安をかき立て、被害を妄想しかねない。年末の資金繰りは早めに

済ませて置くことが肝要。

▼取引先従業員のモラルの低下は企業の先行きを暗示している。細

心の注意で観察すれば不渡りなどの被害を避けれる場合もある。

■風邪の予防注射をする。予約が必要。幼児は二回、大人は一回で

効く。毎年予防注射をしていて、十年以上も風邪知らず。ついでに

健康診断をしてもらえば上出来。

■今年は異常気象、台風は一度も上陸することなく、それでも洪水

被害は発生。火山の噴火や頻繁な地震、日本は地震多発状態かもし

れませんが、早く収まって欲しいものです。災難は善悪を問わず忘

れた頃にやって来ます。日常から色々準備しておきましょ

■二十一世紀は国境が低くなります。天変地異や経済的変動は多発

すると思われます。終身雇用制度は無くなります。個人は自分の技

能で生きて行く時代になります。

▼子供を英語に堪能にしておきましょう。英語は人間の活動の標準

語になりそうです。

■貧富の格差が広がりそうです。道徳は寝た子になりそうですが起

こすと大変なことになります。スキャンダルには細心の注意を払っ

て火の粉を被らぬように。     

■厄年は生活の智恵です。進学、結婚、育児、転職、役職に就く、

定年、投資など、人生の様々な節目にあたり、慎重に過ごしたい年

齢です。特に最近では女性の社会進出に伴い、本来は男性の厄とさ

れていたものを受けるようです。開運厄除にお揃いでご参詣なされ

るようしてください。

  


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