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今月の運勢と処世概観 平成13年・2001年12月号   [概観 11月号][1月]
   −いたわり 慈しみ 思いやり 相手の立場で考える

十二月の運勢と処世概観 (2001.12)

来年は午年、馬のごとくやれるか

                            観音院 鈴之僧正

■馬にもいろいろあって天馬のごときものから貧馬、頓馬、駄馬、
奔馬、輓馬、縞馬、驢馬、河馬と、まあ大変なもので外国語に翻訳
すると馬の付かない語彙もあるかもしれない、が読めない馬も。

▼来年のあなたの運勢はどのようになるか、できることなら天馬に
してあげたいと願っている。暴れ馬やじゃじゃ馬では嫌われるだけ。

■馬の耳に念仏。馬には乗って見よ、人には添うて見よ。馬を牛に
乗り換える。天高く馬肥ゆる秋。馬印は大将のしるし。舞台で馬の
脚を勤める人。つけ馬と共に帰宅する人。馬と人との付き合いもい
ろいろありますが、馬は草食性のおとなしい動物です。

 さて来年は、尻馬に乗って値打ちを下げるか、野次馬で過ごすか、
生き馬の目を抜くような商売をするか、桂馬の高上がりで歩の餌食
となるか。

  ともあれ、来年は足元に注意することが最大の眼目となりそう。
 人は馬に乗って手綱をどのように操るかが課題、乗り潰したり足
を折ったり落馬しないように気を付けることが肝要。無理をせずに
最大の能力を引き出すことは乗る人の腕次第。日ごろからの練習次
第、上手に乗りこなしてください。

■午年生まれの人は、付き合う人を選ぶことが大切、他人に利用さ
れやすい傾向がある。良くないと判断したら、振り落としてでも逃
げること。
 足元を大切に無理をせず、こつこつと生きて行くなら大吉。
▼来年の経済は騾馬(らば)に乗りて旅する如し。急ぐべからず、
鞭を当てるべからず。十分に食料を与えて、重き荷物を負わさずば
目的地に到着することも可。
▼着実に一歩一歩前進し、時には降りて、手綱を持つことを。


■テロの根絶は大変に難しい問題。アフガニスタンは混迷を深め、
 経済全体にも甚大な影響を与える。人知が試されている。この
 問題を円満に解決しない と世界平和は達成されない。
 地理的な要衝というだけで、これといった産業 も無い、しかも
 厳しい自然の中にある国々を如何にするかが問題解決の鍵。


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