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今月の運勢と処世概観 平成13年・2001年6月号   [処世概観 5月号][7月号]
 −いたわり 慈しみ 思いやり 相手の立場で考える

今月の運勢と処世概観(2001.6)

自分の仕事や資産を図形化してみる
                    観音院 鈴之僧正

■自分を良く知ることは、相手を知ることと同じように大切。日常
している仕事や勉強を円グラフにでもしてみよう。量でも時間でも
収入でも単位は自由です。
▼貸借か収支の天秤棒を描いてみて、こけることの無いように。

■小泉総理の支持率は物理的にこれ以上は上げられない最高。だか
ら下がるのは止む得ないが、徐々に軟着陸で願いたいものです。
▼不良債権処理で顧客を潰すと銀行は恨まれます。やがてはその銀
行も怨念で潰されます。金融機関は年功序列高賃金と人員過剰に薄
利で過剰店舗ですから合併吸収は当然、偉いことになりそうです。
▼馬鹿みたいに一等地に同業他社が軒を並べている業種は破綻近し
と判断して付き合うべきです。

■一番効率の悪い組織は国や地方公共団体に特殊法人、建物も給与
も全部三分の一にして適材適所にできたら日本は再生するかも。余
剰組織と人員は警察とか自衛隊に回ってもらって治安や災害救助に
行ってもらう。中国地方に県知事五人なんて無駄の見本ですね。
■首相公選制は話題十分、三ヶ月くらいで憲法改正して、一気呵成
にやりたいことをやれば小泉さんの人気沸騰、運が悪いと失脚もの
かもしれないけど、あの人の最近は死ぬ覚悟はできているよう。

■インターネットもファイルメーカーもオフィス2000も勉強した方
が良いけど、損益計算書・貸借対照表・連結財務諸表・キャッシュ
フローの経営なども分かるように勉強するのがこれからの社会人で
す。「決算書がおもしろいほどわかる本」がベストセラーの十三位
に入っています。皆さん一生懸命に勉強しましょうね。


不良債権処理は採算の取れない組織、赤字体質の組織、過剰債務
を返済できない組織を、会社更生法や民事再生法で、実質市場か
ら退場願うこと、、問題はそれによって失業する人や破産する人
などが増えることです。通貨の供給を増やしたり円安誘導など、
成功した例はないので市場の反応が大変心配です。


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