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★97年11月の運勢と処世概観★(10/3掲載)
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四苦八苦は当たり前と思えば
少しでも良いことがあれば喜び
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鈴之僧正
■毎日をどのような気持ちで過ごすかに因(よ)って、吉凶交錯。
気分次第で楽しく生きれれば、これに越したことは無い。
私の人生に多少の影響を与えた俳人は、句会の行われている隣室
で、10月11日の未明に逝(い)った、58歳だったそうだ。
高校時代は、この俳人種田山頭火に憧れたものだ。黒染めの衣に
袈裟がけで、一笠一鉢行乞流転の旅「おちついて死ねそうな草枯るる」
は高校生にはきつい句である。
それから弘法大師さまの伝説が私の今までを支配した。52歳で
引退し、62歳を過ぎて自己の至らざりしを知り、もう65歳か、
当分死にそうもないし、さりとて、後何年生きるやら、物事や人間
には執着がなくなった。煩悩とも縁が切れた。皆で勝手にして下さ
れと思って一日一日が過ぎて行く。
■何のため、何をして生きているかと問われても、答えようがない。
辛いかと聞かれれば、そのようなことは何も無い。不安も無い。
楽しみは、ある。何が楽しいかと聞かれれば、皆さんが微笑んでお
られるのを見るのが楽しい。他に無い。
■生まれて来て、大病で死にかけ、年老いて、やがて死ぬ。
愛別離苦(あいべつりく)・怨憎会苦(おんぞうえく)・求不得苦(ぐふ
とっく)・五陰盛苦(ごおんじょうく)もあった。それは当然で、これ
から先も受動的に降りかかるだろう。その時その時になるべく平然
と親しむ。
■要するに苦しみは何もなくなった。残されたのは微笑みだけだ。
家族のことや子供のこと、知人やお世話になった方々、なるべく苦
しみに沈まないように、と言うくらいしかない。
■世の中は捨てたものでもない。十分に楽しみなさい。ご修行なさ
い。なるべく失敗をなさらないように、挫折されないように願って
います。真面目にです。
▼で、他の事は私は知らない。
厄介なことや難しいことは関わりたく無い。それは当然でしょう。
まあ・・ね。出来ることはして上げます、出来ないことは出来ない。
▼無責任ではありません、大切に考えて、一生懸命に拝み、真面目
に祈ります。
■後は御佛(みほとけ)様と皆さんの「ご縁」次第です。
▼災難は人を選ばす、貧富を問わず、年齢性別を問わず、時と場所
を選ばず降りかかります。なるべく世の中は平和で静謐(せいひつ)
な方が望ましい。経済のことは誰にも分からない。巻き添えを食っ
たら右往左往すること。
■この世に御佛様の慈悲があることを証明し、自然の恩寵(おんちょ
う)を有り難く思い、倫理観を高く、小欲知足(しょうよくちそく)で、
相手の立場で考えながら大吉で生きようよ。
※大吉の人生が良い。そのためには四苦八苦から解脱(げだつ)した
方が良いと言っているの。これは難しく考えると大変なことになる
から、何もかも有り難いと考えて受け止めると良いでしょう。
善意に受け取ると安心して住む場所と、なすべきことが与えられま
す。善意に勝る悪意なんて、有ると思っただけで終り。
※私(法主)の考え方を、自分の都合の良いように安易に解釈しない
ことが肝要です。言われる通りにして騙(だま)されて、愚痴を言う
ようでは、小利口な才覚で生きた方が良いですよ。皆さんが私のよ
うな考え方になると、世間が大変です。
※今日のことは今日の内に済ませて置こう、明日生きているかどう
か分からないから−。生きているかも知れないので、明日のことも
少しは今日の内にやって置こう。2010年のことも少し考えて置きま
しょう。
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