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巻頭の言葉(今月の法話)  2003年3月号   [2月] [H15.4月]
     −いたわり 慈しみ 思いやり 相手の立場で考える


巻頭の言葉(今月の法話) 2003.03
三月危機は確かにありそうだけれど
  本当のところは年中が危機だらけです
                    観音院住職 高田寛恵

 人は誕生以来危機の連続であり危機が無くなる時は生涯が終わっ
た時とも言える。
 組織も会社も設立以来危機が日々で安心していると直面している
危機に気付かないだけである。
 色々と目論見書を作って資本を集めて、誰が見ても失敗のなさそ
うな会社が設立される。前途は洋々のように思われますが、目論見
書の元になる社会の分析が適切でないと暫くすると解散か倒産か大
変なことになります。長い歴史のある会社も市場を見誤ると先は無
いと思います。
 日々を注意深く、世につれて動かない組織は先細りですね。

 育児も大変です。世の中は危険が一杯、夫婦間も危機が一杯、人
は常に良く見え麗しく力有る人を求めている筈なのですが、結婚と
いう区切りで本能的な行為を慎む訳ですから、魔が差すと簡単に破
綻してしまいます。

 経済的危機は将来予測と現状分析の甘さが原因です。家庭が収入
以上の支出を続ければ高金利で借りる、債鬼に追われます。
  国家も会社も家庭も何ら特別なな条件はありません。自分の能力
を上回る借入、支出、それが表面に出ない仕掛けになっていると危
機が突然に到来します。
 十年先のことが予測出来ないなら、それまでに危機に直面するこ
とになります。経済的なこと以外にも健康の面でも、極論するなら
寿命の危機もあります。
 危機を恐れ騒ぐと、本当の危機を招くことがあります。倫理観を
高く持って、慎重に生きて行くことが大切になります。


■危機に怯えず気楽が良い■

 手足や眼耳などの存在が意識される時は医者に診てもらう
こと。手術が必要と言われたら、医師を変えて意見を聞く。
 債鬼に追われぬよう借金をせず、軽々しく約束をせずに、
快眠・快食・快便で過せるよう能力の限界を知ること。




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