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Web版 月刊 観自在  いたわり 慈しみ 思いやり 相手の立場で考える
月刊 観自在 巻頭の言葉   観音院 住職 高田寛恵 
平成13年・2001年3月号



今年が良い年でありますように祈ります

 一月は往(い)ぬる、二月は逃げる、三月は去ると申しますが、
歳月の経つのは早いもので、今月末に決算して、四月十四日は決算
と予算案承認の観音院の評議員会や責任役員会が開催されます。
 決算は大きな余剰金が生ずることも無く、欠損が生じることも無
い、真にお寺らしい数字になりそうで安心して役員会が開けます。
 多くの事業所が欠損を出される中で差し引き零の決算ができるこ
とはみ佛さまのご加護と皆さんの尊いお布施によるもので、この寺
の住職としては感謝の言葉もないほどに有り難いことです。

 この一年間、ご本尊さまとして真言の教主・大日如来さまをお迎
えできまして、本堂は輝いています。
 また、法主さんの考えられた釈迦三尊の佛龕(ぶつがん)式佛壇
ができあがりまして、これは永代供養の佛壇としてお寺で預かるの
に便利であり、ご家庭で祭られるのに場所をとらず、引越しなどに
も容易で、大変に便利なものとして喜ばれそうです。
 元々、僧侶が携帯するために造られたもので、持ち歩きに便利、
かつ、諸佛、諸菩薩が精巧に刻示されていて、本堂そのものです。
戒名や遺骨を収める蓮台が長所で、広く普及したいものです。

 寺務処理に使用するパソコンもマックG4キューブが三台、メモ
リーが一ギガ、データ保存部分が三十ギカもあります。IBMのパ
ソコンはデータ保存部分が六十ギガもあってキーボードではなく音
声で入力できます。何れも最新最高の性能を有するものです。
 昔、お寺の寺子屋は読み書き算盤でしたが、これからは情報処理
技術の普及になるかもしれません。
 ともあれ、皆さんのお寺として努力したいと願います

昔は読書き算盤、今はパソコン
お寺の使命は、第一は皆さんにみ佛の教えを広め伝えること、日々
礼拝(らいはい)に精励して亡き人の冥福を祈ること、そして皆さ
んがより良い未来を歩まれるよう勉強されることを手伝うことです。
これからはITの時代です。普及のお手伝いをしたいと考えています。


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