Web版 月刊 観自在  [月刊「観自在」総目次]    [ ホームページ内検索]
虹のポスト(ミニミニ観自在)  2002年7月号   [6月号][8月]
   −いたわり 慈しみ 思いやり 相手の立場で考える

 ミニミニ観自在 月刊 観自在 編集部

七月七日 盛大に七夕祭りを
  夏越し招福厄除け、学業技芸上達祈願に

今年の七夕祭は七月七日(日)、観音院では六月二十九日(土)、
三十日(日)から連日、賑やかに行われます。皆さまのご都合の良い
日時で、夏越し招福厄除け法要にご参拝ください。
(ご法要は、午前十時、正午十二時、午後二時からの三回)

 学業成就、語学向上、技芸上達、書道上達、パソコン上達、諸芸
習得を願って、五色の短冊にお願い事を書かれ、観音院の七夕法要
にお誘い合わせてご参詣ください。

「福引」賞品の多くは、ご奉仕の方々が、ご参拝の皆さまに喜ん
でいただきたいと願われてご喜捨され、毎年のようにご寄贈くださ
っておられます。
一人でも多くの人にこの喜びを分かつためにも、「福引」は一人
一回にお願いします。
「大入り菓子福袋」は参詣された子供さんの思い出になるように
一袋に約千三百円分のお菓子が入れてあります。兄弟姉妹で一袋を
お渡ししています。仲良く分けて思いやりを学ぶ機会としましょう。


福徳知恵を万倍に

六月から七月にかけて執行される白だるま様授与「万倍さま」の
法要は、たいへんに参詣が多く、賑っています。
 万倍さまの「ご本地」は薬師如来さまです。
「世のため、人のために尽くします」と誓願(せいがん)を立て
ると、福徳知恵を万倍にしてくださる み仏さまとして、経営者や
ビジネスマン、受験生に人気があります。
 本来は、宇賀神さまといわれる五穀豊穣を願う み仏さまでした。

拝み方は、だるまさんの背中に願望を書いて、拍掌しても良いし、
合掌してもかまいません。


七夕の五色の短冊

年に一度だけ、天の川で愛する男女が会える。美しい七夕の伝承
ですが、昔はこの日に機織や裁縫、技芸の上達を願って行事をする
ようになったそうです。
 観音院では、法主さんの誕生をお祝いして、七月の第一日曜日を
「信徒さまに対する感謝の日」と決めて、色々な行事をしてきまし
た。満堂の皆さまとご祈念を共にする「夏越し厄除け招福祈願」の
大般若転読法要が主旨です。
七夕の五色短冊は、皆さまにお書き頂けるように、受付にご用意
しています。願いを込めてお書きの上、笹に結び付けてください。


お盆のご供養

七月十五日はお盆、特に関東から中部地区で行われます。
 お盆(盂蘭盆会)は先祖や亡くなった人たちが苦しむことなく、
成仏してくれるようにと、私たち子孫が供養をする時なのです。
 お盆は日本古来の祖霊をまつることに結びついて、先祖への感謝、
豊穣への祈り、七夕の行事に分かれたともいわれています。
 お盆の意義で中でも格別に大切なことは、三宝(仏・法・僧伽)
への敬いの心を形で表すことです。

僧侶を大切にし、寺院の存続に貢献しているか、寺院が布教出来
る原資を提供しているか考えて協力したいものです。
 日常的には、毎日の生活を十善戒に従って暮らしましょう。

現在のお盆は僧侶を供養し、お寺を護持するという意義が忘れら
れ、棚経という読経の宅配が短期に何十も集中しますので疲労困憊、
まるで僧侶を地獄の辛苦にあわすような結果になっています。
お盆や彼岸、命日等に参詣し、寺院に協力する心をおもち下さい。


七夕のプレゼント

国内二局対応のカシオの「電波時計」を五名さまにプレゼント。
・正確な時刻と月・日、曜日表示。
・五段階の電子音アラーム。
正確な日本標準時の時刻情報をのせた電波を受信。福島県と佐賀
福岡県境に送信所があります。
ご希望の方は、観音院副住職会宛にハガキで住所・氏名・郵便番
号・当誌へのご要望をお書き添えください。締切りは七月五日。


平成十四年 七月七日 七夕祭

七月七日(日)午前十時、正午十二時、午後二時の三座。吉例の
大般若転読法要と七夕夏越し厄除け法要を執行します。
当日は「福引」と「萬倍福菓子大入袋」を接待いたします。
お寺の駐車場が満車の場合は、平和大通り百メートル道路北側等
の市営駐車場などをご利用下さい。
駐車違反をしないように近所迷惑にならないようにご注意下さい。


世のため、人のため

法主さんより「世のため人のため」にならないような寺は現代で
は必用ない。僧侶職員はよく勉学し、出来ることは一生懸命にする
よう説諭されました。
 また「寺院として出来ることと、出来ないことを明確にして世間の
誤解を招かぬよう努力する」こと。
僧侶は十善戒を護持するように努め、自らの迷いを滅して、覚者
としての道を歩むことを本分とし、修行を怠らない。「清貧に生きて、
贅をなさざる」こと。
「いたわり、慈しみ、思いやり、相手の立場で考える」こと。
「お接待を丁重に」すること。
仏教徒として、不殺生・不偸盗・不邪淫・不妄語・不綺語・不悪口
・不両舌・不慳貪・不瞋恚・不邪見を毎日の生活の基本とすること。
債鬼とならぬよう金銭の貸付をなさざること。債鬼に追われぬよ
う借金をせざること。

寺を僧侶の住処としないこと。
寺は信徒の所有するもので、僧侶は寺を預かり、適切に運営し、議
事録・財務諸表は公開すること。
早寝早起きに心掛け、日が暮れてから仕事をなさざること。
※法主さんは規則的で健康志向の生活態度を推奨しておられます。
特に、夏休みは生活態度が乱れがち、家庭内で注意したいものです。
徹夜で仕事をすることなどは、考えられません。丑三つ時(うし
みつどき=今の午前二時から二時半)は草木も眠る、このような時
に起きていると魔が差しやすい。
深夜業務に従事する人以外は眠ることが大切だと言われます。

住職・僧侶・職員一同は、法主さんの教えを生活に取り入れて、
皆さんに必用とされる寺院造りに励みたいと願います。皆さまと
相談しながら良い寺にして行きたいと願っているしだいです。


[観自在目次] [観音院ホームページ内検索] [観音院] [総合目次]
[門前町] [寺子屋] [バーチャル霊園]

ご意見・ご感想は、info@kannon-in.or.jp まで。お待ちしております。

Copyright (C) 1996-2002 観自在社 Kanjizai-sya. All rights reserved.