| Web版 月刊 観自在 − いたわり 慈しみ 思いやり 相手の立場で考える − |
| 巻頭の言葉(今月の法話)
なるようにしかならない最近のいろいろ 観音院住職 高田寛恵 |
| イラク戦争とか経済不況については、個人のレベルでは打開策は立てようもありません。 でも自衛隊の関係者の人々は無関心ではおられません。もし派遣というような事態になれば、無事に帰国されることを祈ります。 信用の見本みたいな銀行員さんでも来年のことは分かりません。 気象も変ですね。ラニーニョがどうのこうの、と言われても梅雨明けと立秋が同時では自然も戸惑い人間も戸惑います。 情報の量が多過ぎます。誤報や操作された情報、出鱈目に近いことで国家さえ進路を過つのですから、個人が知りえる情報の幾つかはデマが混じっていて当然です。 考え抜いても誤った行動を取ることはあって不思議ではありません。大変に困難な時代です。生き抜く智慧が欲しいものです。 凶悪な犯罪や児童の暴走による被害が身近になりました。成績の良い子が幼児を高所から突き落として死なせた例もありました。このような例を少年鑑別所でどのように判断出来るのでしょうか。 この号がお送りできるころには、近い国々の非核化の合議と拉致家族の帰国が実現して欲しいと切実に願います。つかの間の繁栄と平和、私は原爆の廃墟の跡に生まれて両親やその兄弟は被爆者です。 法主は第二次大戦の開始を小学生として聞き、敗戦も戦後の復興も、記憶しておられ、語るも難しいほどの心の傷をもっておられます。信徒さんの多くは戦争の悲惨さを体験しておられます。 そして少子高齢化の構造的経済的破綻を目前にして、私たち僧侶は何をどのように説くべきか心痛している日常です。 |
| [月刊観自在目次] [観音院ホームページ内検索] [観音院] [総合目次]
ご意見・ご感想は、info@kannon-in.or.jpまで。お待ちしております。 |
| Copyright (C) 1996-2003 観自在社 Kanjizai-sya. All rights reserved |