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虹のポスト(ミニミニ観自在)  2003年1月号   [12月号][H15.2月]
   −いたわり 慈しみ 思いやり 相手の立場で考える

 ミニミニ観自在 月刊 観自在 編集部

二〇〇三年 明けましておめでとうございます
    善き年となりますよう心からご祈念いたします

観音院では一月一日から毎日、年中無休の法要がおこなわれます。
皆さまにはお誘いあわせのうえ、暖かくされてお参り下さい。
 家族祈願や開運厄除、厄年厄除、身体健康、家内安全、学業成就、
入学試験合格、所願成就(じょうじゅ)など、皆さまの新年の希望
や目標を明確にして、共にご加護を願いましょう。

観音院は二〇〇三年も毎日、午前十時、十二時、午後二時の法要
を執行して、皆さまからおあずかりしましたご祈願、ご供養を一心
に拝ませていただきます。

 皆さまのお心が安らかでありますように、希望をもたれ、目標を
立て、毎日を元気に前向きに過ごされますようご祈念いたします。
お幸せとご発展を僧侶職員一同、心からお祈り申し上げます。


福菓子大袋と福引

参詣者一家族について、一袋の大入り菓子福袋がもらえます。
福引は沢山用意してあります。
 身代わり観音水晶ブレスレット、厄除け五色念珠。
 文房具やおもてなし食器、便利な日常品など多数。
*いろいろと用意しています、お一人で一回「福」を引いて下さい。

「福引」はお焼香台の横に置いてあります。参詣された方のため
の福引ですから、代参分まで一人で何枚も引かないでて下さい。

福引は沢山用意していますが、全部出た後は、ご容赦下さい。
菓子入り福袋も、出尽くした場合は、ご容赦下さい。


厄除け一本うどん

今年は正月十八日から二月三日の節分まで用意しています。
太くて長い饂飩(うどん)は厄除けと、さらに招福の気持ちので
強くつくられ、お接待されています。いわゆる縁起物です。

「正賀湯」はショウガの薬味と甘く温かいお飲み物、一月一日か
ら松の内お接待いたします。
観音院の付近は駐車禁止ですので公共交通機関を利用してご参詣
ください。ご協力ください。
車は速度を厳守して安全運転で、事故から身を守りましょう。


今月のプレゼント

パソコンのメモリ128MBを2名様に。グリーンハウス社製で
133MHz対応、168ピン、型番GHーSD133/128M
Aです。対応機種を確認のうえ、ご応募ください。
パソコンに詳しい皆さまのボランティアを募集しています。
 寺子屋パソコンのお世話や初心者に楽しく教えて頂くものです。


編集後記

多くの皆さまのご奉仕をいただいて、観音院は毎年無事にお正月
をお迎えできます。本当にありがとうございます。
 観音院には年賀状を出す習慣がなく、一月二月はご挨拶も十分に
できないことがありますが、ひらにお許し下さい。
二〇〇三年が、皆さまにとりましてより良き年でありますよう心
からご祈念いたしております。 合掌


(お便りご紹介)

「亡き母を偲んで」    清照さん(僧名)

「私の幼かった頃、母は、花が散っても葉が落ちないで一年中
楽しめるからと、沈丁花の挿し木を、私と一緒にしました。
 その思い出からか、私は母は沈丁花の花が好きなんだと
思い続けていたようです。

 その母が昨年の一月に七十七歳で他界しました。
 突然のことで、恐怖と不安で動揺した私は、母の家で沈丁花
の花が明るく咲いているの見て、母との絆の花だと、枝を何本
か切り取って、観音院にある母の納骨仏壇へお供えしました。

 その花は清楚な芳しき香を供養して、すぐにポロポロと散っ
てしまい、儚く、侘しく悲しかったです。
 残った枝を、家でガラスの器に入れ、水を換えて、何ヶ月も
見守りました。途中、枯れたらどうしようかと思いましたが、
十月の終わりに、枝の下に白く短い細いものを見つけた時には、
亡き母への思いが通じたようで嬉しかったです。今は根っこが
伸び出して植えようと土を買って来ました。

 亡くなってまで花を咲かせる夢を持たせたり、気持ちを活性
させてくれたり、親って有り難いなあ、と思いました。
一生懸命生きて行こうと、母の御霊とみ仏さまに心から誓いま
した。毎月、供花アレンジを観音院で生けさせて頂いています。」



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